2月15日はきずなの誕生日。
今年で11歳になりました。
ケーキはご近所の人気のケーキ屋さんに行って、きずなが選んできたもの。
本人はよくある丸くて大きなバースデーケーキが好きじゃなく、ママは先日、お友達から手作りロールケーキを丸1本もらったところ。
パパはダイエット中。
なので、自分の好みのケーキを一切れだけ買ってきたのです。
そこに11歳ということで11本……ではなく、上の桁は省略して1本だけロウソクを立てまして、そこにママが火をともして、ママとパパが2人で「ハッピーバースデー、トゥーユー」を歌います。
なんというか、
「貧しくも幸せなおうちの、ささやかだけど心のこもったお誕生祝い」
という感じ(^^;)。
でも本人はニコニコしてます。
パパが小さかった頃は、どこの家でも子どものお友達を呼んで誕生パーティーしていた記憶がありますが、最近はそういうのは流行らないんですね。
高校生ぐらいになったら、またお友達とパーティーするようになるんでしょうか。
パパとママからの誕生日のプレゼントを抱えて、記念撮影。
そういえば前日の2月14日はバレンタインデーで、きずなはその日までに女の子のお友達何人かからチョコをもらい、くれた子にだけお返しであげてました。
あげたチョコはママと一緒に作った手作り。
でも、
ママ:「何十個も作ったのに、友だちには1人3個しかあげないのよ。あと全部、自分用だって」
きずな:「きな、ケチなの」
だそうで…(^^;)
男の子には、
「好きだとか誤解されたら面倒」
ということで、義理チョコふくめて一切なし。
今やバレンタインデーは「自分へのご褒美+友チョコ(ただしちょっとだけ)」の日、なんですね。
その場でプレゼントを開けてみます。
ママからは白いセーター。
パパからは「名探偵コナン」の歴史マンガ、2冊。
きずなの希望です。
欲がないですよねえ。
バレンタインといい、誕生日といい、バブルの頃の騒ぎを20代で経験しているパパとしては、
「なんか、地味になってない?」
という気が…
今はそういう時代じゃないんですね。
考えてみると我が家でもママは就職氷河期世代だし、周りのお母さんたちも同じですから。
歳のわりに子供っぽいきずなですが、それでもずいぶん大きくなりました。
これから始まる彼女の青春時代には、できたらもう少しだけ景気がよくて、ちょっとだけ華やかな時代が来るといいなあ、と思ったりするのでした。