家族でテレビを見ていたら、野草の「カキドオシ」の料理が出てきました。
「あれ? これ、うちの庭にあるやつじゃない?」
という話になり、翌日確かめてみたら、同じものでした。
庭の木陰に広がってしまって、駆除していた雑草です。
そもそも「カキドオシ」という名前は、垣根の間を侵入してくるという意味だそうで、それくらい繁殖力が強い草なんです。
でも食べられる草だったんですね。
試しにちょっと取って、料理してみました。
長く伸びる堅い茎の部分を取り除いて、葉っぱだけ炒めます。
塩を振って、ご飯にかけてみました。
シソ科の雑草で、ハッカに似た香りがします。
味は、テレビでは芸人さんたちが絶賛していたのですが……
あんまりおいしくなかったです(笑)。
カキドオシの天ぷら。
こちらも我が家の定番、間引いたニンジンの葉っぱや冬のハハコグサに比べると、味は今いち。
茎は揚げても固くて、食べられませんでした。
ホーリーバジルの代わりにガパオに入れてみました。
スイートバジルと一緒に使ったのですが、これは悪くない感じ。
やっぱりこういう、香りを活かす使い方がよさそうです。
せっかく勝手にわさわさ生えているので、何かいい利用法がないか、今後も何か思いついたら試してみようと思います。