Daily Tea Time

くぼたの日常報告です。目標、週2回更新。

2018年08月

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PENTAX K5 / FA43mm

今やすっかり釣り好きになっている、我が家の娘。
思い起こすと、彼女が最初に釣りを経験したのは2歳のときで、場所は北軽井沢の渓流釣堀でした。
人間牧場内の源流つりというところ。
渓流を区切った中にニジマスやイワナが放流されていて、当時は犬も中に連れて入れました。

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PENTAX K5 / FA43mm

竿やエサは釣堀側が用意したものを借りるので、手ぶらで大丈夫。
ニジマスは釣りやすく、イワナやヤマメは釣りにくいという話でしたが、いずれも養魚場から運ばれてくるため、投入されてすぐは無警戒。
子どもでも簡単に釣れます。
でも同じ魚がしばらく経つとスレてきて、なかなか釣れなくなるんですよね。

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PENTAX K5 / FA43mm

見てください、この誇らしそうな顔。
2歳児のドヤ顔です(笑)。

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PENTAX K5 / FA43mm

釣った魚はその場で炭火焼きにしてもらえます。
串を打つのと塩を振るのはスタッフの人がやってくれて、後はうちわであおぐだけ。

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PENTAX K5 / FA43mm

最初はおっかなびっくりだった塩焼きも、やがて大好物に。
ただこちらは入場料1人2000円、魚1匹500円と値段が高いので、その後は行かなくなってしまいました。

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PENTAX K5 / FA31mm

代わってよく行ったのが、「軽井沢 おもちゃ王国」内の渓流釣堀。
今は人気のおもちゃ王国ですが、最初に行ったときはジェットコースター事故の後で、ガラガラだった記憶があります。
娘は当時3歳でした。

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PENTAX K5 / FA31mm

ここは子ども向けの遊園地で、その中に釣場があります。
魚はニジマスのみ。
やはり釣竿を借りて釣りをしますが、竿1本が1200円、1本で2匹までニジマスが釣れ、追加1匹ごとに300円という良心的な価格設定でした。
ただしおもちゃ王国への入園料(大人1,200円 小人900円)が別にかかります。

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PENTAX K5 / FA31mm

こちらでも釣った魚の数だけ塩焼きを食べられます。
自分が釣った魚をスタッフに渡し、代わりにあらかじめ焼いていたものをいただくというスタイル。
自分で焼かなくていいし、待たなくていいのでお手軽です。
娘がおもちゃ王国自体を気に入ったこともあって、ここには何度も通いました。

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PENTAX K5 / FA50mm

他では、「古瀧花木野草苑」
「古瀧庵」というお蕎麦屋さんの裏手に滝が見られる庭があり、その一角が渓流釣堀になっているのです。

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PENTAX K5 / FA50mm

大人200円、子供100円の入場料で、1匹釣るごとに300円というシステム。
貸竿もありますが持ち込みも可なので、ハゼ釣り用に買った釣竿を持ち込み、「さけるチーズ」を餌にして釣りました。

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PENTAX K5 / FA50mm

ここでも釣った魚を塩焼きにしてもらえ、調理は無料なので、トータルコストでは軽井沢近隣で一番お得かもしれません。

渓流釣堀のニジマス釣りは道具を用意する必要はないし、誰でも簡単に釣れて料理までしてもらえるので、釣りの初心者にはぴったり。
我が家の娘もそれをきっかけに釣りが大好きになったので、小さなお子さんのいるご家庭にはお勧めです。
全国あちこちにあるので、旅行の際に寄ってみてはいかがでしょうか。

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OLYMPAS TG-1

きずなの学校のお友達をお誘いして、「大江戸温泉万華鏡・浦安」に行ってきました。
浦安市内でも海沿いにあって、電車利用の場合はディズニーランドのある舞浜駅のおとなり、新浦安駅から無料バスが出ています。

筆者宅のある松戸市から浦安へは、車で行くのが便利。
外環道と同時に延長された国道298号線を使って50分ほどです。
調べてみたら高速と一般道で所要時間がたいして変わらなかったので、一般道を使うことに。
松戸ICの開通以来、湾岸方向へはずいぶん行きやすくなりました。

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OLYMPAS TG-1

中は前に行ったお台場の大江戸温泉物語とほぼ同じ。
物販、飲食店、休憩所、宿泊施設などたくさん入っていて、全体が江戸をイメージした和風の内装になっています。
外国人観光客の方もたくさんいました。

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OLYMPAS TG-1

ここの特長は水着ゾーンが充実していること。
木更津の「ホテル三日月・竜宮城」ほどではありませんが、かなりの広さにたくさんのプールや温泉があって、ファミリーには見逃せない施設です。

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OLYMPAS TG-1

こちらは一番広い「大滝の湯」。
ぬるま湯ぐらいの温度。
午前11時にオープンしたばかりなので、まだ空いています。

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OLYMPAS TG-1

子どもたちはさっそく、あちこちの温泉&プールをチェック。
ここはプールといってもごく浅くて、小さな子どもたちが遊ぶための作りになっています。
基本は温泉で、ちゃんと泳ぐようなプールはありません。

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OLYMPAS TG-1

こちらは温泉。
お湯はぬるめ。
子どもたちは構内を探検して楽しそう。

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OLYMPAS TG-1

1時間ほど遊んだ後、いったん着替えてお昼ご飯。
焼肉や中華もある中から、今回は和食処の「菊水亭」へ。
こうした施設にしては、お値段は比較的リーズナブルです。

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OLYMPAS TG-1

昼食後、再び水着ゾーンへ。
と、スタッフの人がなにやら準備しています。

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OLYMPAS TG-1

現れたのは、真っ黒い大砲のようなもの。

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OLYMPAS TG-1

これは実は「泡マシン」。
週末だけのイベントに使うのです。

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OLYMPAS TG-1

カウントダウンの後、大砲型の泡マシンから放出開始!
大砲の横でスタッフが構えているのは、銃っぽい形のブロワー(送風機)。

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OLYMPAS TG-1

たちまち泡だらけになる、お客さんたち。

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OLYMPAS TG-1

筆者たちの一行はイベントが始まったとき、たまたま泡マシンの眼の前にいました。
きずなとお友達、テンションマックス。

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OLYMPAS TG-1

きゃあきゃあ声を上げながら、かぶった泡を投げっこして遊びます。
後で、「楽しかったあ」と言ってました。

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OLYMPAS TG-1

その後、パパとママは温泉でゆったり。
その間、子どもたちは休憩所でたくさん置かれたマンガを読んでのんびり。
この日は都内で最高気温36度という猛暑でしたが、子どもたちには充実した休暇になったようです。
よかったね!

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

きずなは京都旅行中、宮津市の「旅館 つるのや」さんの裏でやった釣りが楽しかったようで、
「また釣りに行きたい!」
とのリクエストが。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

ネットで釣場を探していたママが、
「松戸から車で1時間半で行ける九十九里の片貝漁港で、魚がたくさん釣れるらしい」
という記事を見つけ、そこに行くことになりました。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

早朝のほうがよく釣れるだろう、ということで、気合いを入れて夜中の3時に起き、3時半に出発、朝5時前に片貝漁港に到着。
外環道と京葉道路とつながってから、九十九里は一段と近くなりました。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

事前の情報でサビキ釣りに向いているという話があった、漁港横を流れる作田川の北側の堤防に行く予定だったのですが、行ってみたら立入禁止になっていました。
やむを得ず漁港内に車を停め、その場で釣ることに。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

とはいえ漁港内でもあちこちで魚が跳ねていて、ママときずなは、
「これはすぐに釣れるに違いない」
と、意気込んでいます。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

しかし…
釣れるどころか、あたりすらありません。
サビキをやめて、ハゼ釣り用の仕掛けをつけてみますが、反応なし。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

アミではダメなのか、とエサをホタテや裂けるチーズに代えてみても、やはり反応なし。
魚は目の前で跳ねているのに…
「えー、なんで~」
フラストレーションがたまってくる、きずな。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

場所が悪いのかもと考え、漁港の一番端の堤防に移動してみます。
ここは作田川沿い。
でも、ここでもまったく当たりなし。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

横で釣っていたお兄さんも、まったくあたりが出ない様子で、あきらめて帰ってしまいました。
夜から来ていた釣り人たちも、朝には撤収。
我が家も朝8時ぐらいまで粘った末、あきらめて竿をしまいます。

ネットのブログで見ると、いろいろな魚が釣れているみたいなんですけどねえ。
まあ、片貝漁港は都内からもアクセスがいいので、もしよく釣れるようなら、たくさんの釣り人が集まっているはず。
なのにほとんど姿がないということは、あまり釣れない場所だということなのでしょう。

後でネットで調べたら、跳ねている魚はボラだったようです。
沿岸部のボラはおいしくないので食用にしないし、藻類を食べているので普通は釣れない、とのこと。

いつぞやの熱海に続いて2度めのボウズとなったきずな、がっくりです。
帰りの途中、彼女が好きなファミレスで朝ご飯を食べて、なぐさめたのでした。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

お盆休み旅行5日め。
いよいよ今日が最終日。
この日は朝起きて、チェックアウト前にJR金沢駅まで歩いてみました。
こちらが駅の西口。
バスの発着場はありますが、人通りは少ないです。
裏口という感じ。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらは東口。
有名な木製の「鼓門(つづみもん)」やガラス張りの「もてなしドーム」があります。
テレビで見かける金沢駅は、だいたいこちら側ですね。
なんでも「世界で最も美しい駅」の第6位に選出されたのだとか。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

駅のコンコース。
東京駅みたいには混んでいません。
実は「お盆期間中の朝食バイキングは大変混み合います」と聞かされて、この日はホテルの朝食を予約していませんでした。
なので、駅ビル内にあるショッピングモールで何か食べようかと思っていたのですが、行ってみたら朝は店はあまり開いていなくて、営業しているところはどこも満員。
本当は朝から回転寿司とか食べたかったんですけど、駅ビル内の店も駅前の店もお昼からでした。
残念。

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PENTAX KP / FA43mm

というわけで、こちらも有名な近江町市場へ。
ホテル近くのパーキングから車を出すとき、「24時間最大700円」のはずが、半日停めていただけで2100円も請求されて驚いたのですが、後で領収書を確認したところ、3日前から駐車していたことになっていました。
気づいたのは、きずな。

もちろん3日も停めていたはずはないので、パーキングの運営会社に文句を言ったら、1400円返してもらえることになりました。
仕切り板のついていないパーキングだったので、前に停めた車が払わないで行ってしまい、その分までこちらに請求が来たようです。
まあでも、返ってきてよかった。
きずな、お手柄です。

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PENTAX KP / FA43mm

近江町市場には魚介を中心にたくさんの売店と飲食店があります。
ついたのは9時頃でしたが、もう観光客でいっぱいでした。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

朝7時から開いている回転寿司も長蛇の列。
でも9時にオープンしたばかりの「市場寿し」さんはまだ席に空きがあったので、そちらにお邪魔することに。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

朝ご飯代わりに、「マグロ三色丼」と「のどぐろ炙り丼」をいただきます。
三色丼は1590円、のどぐろ炙り丼は1人前2570円と高価。
これじゃ地元の人は食べないだろうなあ。
港町の魚市場はどこもそうですが、近江町市場も今は観光客向けの商業施設なんでしょうね。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

でも高いだけあって、マグロ丼ものどぐろ丼も新鮮でおいしかったです。
それまで「ファミレスのモーニングがいい」と文句たらたらだったきずなも、いざ食べたら、
「のどぐろおいしい!」
と言ってました(^^)。

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PENTAX KP / FA43mm

市場を最後に、金沢とはお別れ。
旅の最後に、富山県の五箇山にやってきました。
高速道路のICのすぐそばにあり、金沢からは車で1時間ほど。
五箇山とは周辺の40ほどの集落の総称だそうで、我が家が到着したのはそのうちの菅沼(すがぬま)集落というところ。
ここともう1ヶ所、相倉(あいのくら)集落が、白川郷とともに世界文化遺産に選ばれているのです。
でも白川郷に比べると、あまり知られていません。

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PENTAX KP / FA43mm

川に橋がかかっていなかった昔、これに乗って向こう岸に渡ったという「かごのわたし」のレプリカがありました。
固定されていて動かせませんが、その場で乗ることができます。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

それにしても人影がなく、合掌造りの家にも人が住んでいる気配がありません。
「まあ、みんな白川郷のほうに行っちゃうんだろうけど……これじゃ世界遺産というより、廃墟だなあ」
などと思っていたら、実は筆者たちが着いたのは同じ合掌の里でも、世界遺産になっている集落とは山を隔てて反対側にある、今は無人の村だったようです。

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PENTAX KP / FA43mm

というわけで、トンネルを通って山の反対側へ。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらには田んぼがあり、家にも人の気配が。
観光客の姿もけっこうあります。
でも外国人観光客が大型バスで乗りつける、という感じではなかったです。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

合掌造りの家が、お土産屋さんや飲食店になっていました。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

お土産屋さんの内部。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらは有料の民俗館。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

中には昔の暮らしぶりが再現されています。
カイコを飼って糸を取ったり、手漉きの和紙を作ったりしていたようです。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

急な階段を上がって2階へ。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

さまざまな民具が展示されていました。
家はどこも2階建てで、白川郷の家に比べると全体に小ぶりです。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらは茅葺屋根用の茅(かや)の畑。
葺き替えは大変なんでしょうね。

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PENTAX KP / FA43mm

集落の外れを流れる「庄川」の上には、昔はなかったであろう「菅沼橋」という吊橋が。
せっかくなので渡ってみました。

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PENTAX KP / FA43mm

このあたりは下流にダムがある影響で、川幅が広くなっています。
その上に、人形を載せた「かごのわたし」のレプリカがありました。
昔は川を渡るのも命がけだったんですね。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

最後にエレベーターで展望台に上がり、集落を見下ろす位置から写真を撮りました。
これできずなの予定表にあったイベントはすべて終了です。
その後、高速道路に戻り、北軽井沢に一泊。
翌日の朝早くに松戸の自宅に戻りました。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

きずなは旅行中の出来事を毎日書き留め、写真も撮っていて、家に戻ってきてからママと旅行記をまとめました。
これが今年の夏休みの自由研究になります。
我が家にとっても、いい思い出ができました。

現地では暑さにめげていたきずなですが、最初の計画づくりからまとめまで、がんばりましたね。
いい経験になったんじゃないでしょうか。
家に帰ってきたら元気になって、「今度は四国に行きたい」とか「日本三景の残りを見たい」とか「平泉に行きたい」などと意気軒昂です。
いいけど、次はもう少し涼しい時期がいいかも。

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PENTAX KP / FA43mm

お盆休み旅行4日め。
この日は宿で朝ごはんをいただいてから、金沢まで長距離を移動します。
途中、「きれいな海が見たい」というママのリクエストで、高速を降りて敦賀半島を回りました。
敦賀半島には原発がいくつもあり、そこで水がフィルタリングされるためか、海の水がとてもきれい。
水晶浜など有名な海水浴場が敦賀原発の近くにあります。
でも行ってみたら混んでいたので、パスして半島の東側へ。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

海水浴グッズを売っているお店が一軒だけ開いている、小さな浜がありました。
カーナビの地図に、名子海水浴場とあります。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

「ちょっとだけパチャパチャやりたい」
というきずなの希望で、ここで道端に車を停め、浜をのぞいてみることに。
水は透明で、波も穏やか。
隠れ家っぽい、いい感じの海水浴場でした。

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PENTAX KP / FA43mm

少し先の堤防には、釣り人の姿も。
しばらく浜を歩いたり、堤防から魚を眺めたりして一休みした後、再び高速に乗って金沢へ。

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PENTAX KP / FA43mm

金沢に到着。
金沢観光の第一の目的である、兼六園の近くの市営駐車場に車を停め、入園。
この日は開放日で、入園無料でした。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

兼六園は高台にあって、眺望台から金沢市内を見渡せます。

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PENTAX KP / FA43mm

松が多い、苔庭の庭園です。
樹木の枝ぶりは見事なものですが、苔の間に雑草が生えていたりして、京都の名園に比べるとややお手入れ不足の面も。
お寺と違って、修行僧が毎朝掃除してくれるわけではないですものね。

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PENTAX KP / FA43mm

こちらが有名な唐崎松(からさきまつ)。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

この日の金沢の最高気温は35度。
お盆だけに、どこに行っても暑いです。
涼を取りに、園内にある「時雨亭」さんにお邪魔しました。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらはもともと加賀藩主が茶の湯のために利用していた別荘を再建したもの。
お茶の順番が来るまでの間、待合で待つよう言われたのですが、そこからの庭園の眺めはすばらしく、冷房も効いていて生き返る思い。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

抹茶と和菓子。
和菓子は、ねりきり。
着物の女性のみなさんが供してくれます。
上品ですねえ。

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ママときずなによると、
「京都で食べたのよりおいしい!」
とのことでした。
さすが加賀百万石のお膝元、食文化のレベルも高そう。

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お茶をいただいた後は、縁側からお庭を拝見します。
時雨亭の周囲の庭はお手入れ不足など感じさせず、見事に整えられていました。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

兼六園は金沢城公園に隣接していて、観光客がセットで見られるようになっています。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

兼六園を拝観した後は、例によって、
「もうホテルへ行く」
と言うきずなをなだめすかして、金沢城公園へ。
ほんと、暑いと根性ないです。

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PENTAX KP / FA43mm

立派な門構えですが、残念ながら二の丸などメインな建物は明治時代の火災で焼失。
現在は「金沢城址」という扱いです。
でも建物の復元作業が進行中とのことなので、そのうち天守閣なども見られるようになるかもしれませんね。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

公園からの帰り、お土産屋さんへ。
きずなはここで、お友達へのお土産を購入。

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PENTAX KP / FA43mm

パパもママの勧めで、箸を一膳、購入しました。
「輪島箸」と書いてあったのですが、お値段が220円でしたので、たぶん輪島塗とかではなくて、輪島っぽい柄の箸という意味だと思います…

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

庭園拝観を終え、ホテルへ。
この日の宿は「ホテル マイステイズ プレミア 金沢」さん。
金沢駅西口のメインストリートに面した、立派なホテルでした。

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お部屋も広いです。
ただ大浴場がなくて、ちょっと残念。
あと駐車場もいっぱいで予約できず、近くのパーキングに停めることに。

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一休みした後、予約してあった料亭に向かいます。
途中、突然の豪雨に見舞われましたが、車に乗ってからだったので問題ありませんでした。
今回の旅の間、ずっとそうだったんですよね。
これも天照大神のご加護でしょうか。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらが予約した、「金沢 玉泉邸」さん。
ミシュラン星つきの名料亭。
玉泉というのは、金沢城の玉泉院丸(焼失後、玉泉院丸庭園と玉泉庵として復元)から採った名前のようです。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

着物姿の女性スタッフが迎えてくださいました。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

こちらのお店もお庭がきれいなことで知られています。
なんと兼六園より120年も古いのだとか。
こちらはテーブルから窓ごしに撮った1枚。
いやもう、見事なものでした。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

ママときずなはまだ雨が少し残る中を、傘をさしながらお庭を拝観。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

中に戻って、お食事のはじまり。
今回は会席料理のコースをお願いしています。
最初に口を清めるお茶、それから食前酒の梅酒。
きずなには同じ味の梅ジュースが用意されるという、うれしい心遣い。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

コースの最初は、出汁に浸されたお饅頭。
中の餡はウニでした。
会席料理って、意外性がありますよねえ。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

八寸。
彩りも美しく上品。
手前左はヤマモモの実だそうです。
初めて食べました。

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きずなにとっては人生初の会席料理。
京都の割烹料理には今一つ反応が鈍かったのですが、こちらでは、
「おいしい!」
と満足そうでした。

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コースが進むうちに日も落ち、庭の明かりが灯りはじめます。

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SONY α7Ⅲ / SAMYANG AF24mm F2.8

夜には雨も上がり、食事の後、今度はみんなでライトアップされたお庭を見学させていただいたのでした。
玉泉邸さん、お世話になりました。

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