2013年06月
収穫
RICOH GR
夏になると、我が家の庭の小さな畑で、野菜が穫れ始めます。
きずなが手にしているのは、ナスと万願寺とうがらし。
万願寺とうがらしは、店で売っているのとは違って、シシトウみたいな形に育っています。
RICOH GR
指さしているのは、グリーンカーテンに仕立てた、ミニトマトです。
RICOH GR
植えたのは黄色いのが1つと、赤いのが1つ。
どっちも、まだ青いですけど。
CANON KISS-D3X / EF-S18-55mm
家庭菜園のおかげか、きずなも今時めずらしい、野菜好きの子に育ちました。
キュウリなんかは、味噌をつけて穫れたてを食べてます。
トウモロコシも生。
ここでは、生のナスをがぶり。
お友達が来ると、必ず庭に案内して、一緒に収穫したりしてます。
たぶんそういうのも、あと数年でしょうねえ。
改めて、今の時間を大切にしないと、と思うのでした。
ニンニク
RICOH GR
前のシーズンに少し植えたのが好評だったので、今シーズンは庭中に植え付けた、ニンニク。
一部は、まだニンニクの芽も出ない5月中旬には枯れ始め、収穫することになりました。
その後、枯れてきたのから掘っていき、最後の収穫を終えたのは、6月の下旬です。
RICOH GR
掘り出したニンニクは、土をつけたまま、しばらく乾かします。
何個かは、収穫したての生ニンニクとして、料理に使用。
生ニンニクは、収穫シーズンだけしか食べられないのですが、みずみずしくて、とてもおいしいんです。
ママはよく、料理好きの友達にプレゼントしていて、大変好評だそうです。
RICOH GR
乾いたところで土を落とし、根を切り、茎を縛って束にします。
それから何週間か、晴れた日に庭に広げて、天日で乾燥させました。
RICOH GR
市販のニンニクは、収穫してすぐ機械で乾燥させてしまうのですが、本当は天日でじっくり乾燥させた方が、味が良いのだそうです。
幸いニンニクやトウガラシは、カラスも、当家のワンコも食べようとしないので、気軽に置いておけます。
CANON KISS-D3X / EF-S18-55mm
ひと通り乾燥させて、茎を切り落としたニンニク。
まだ一部、泥つき。
この状態でも市販のものに比べると、みずみずしさが残っていて、おいしいです。
でもその分、気をつけないと、黒くカビてしまいます。
今年の場合、数だけは1年分ありそうですが、さて、いつまで保つでしょうか。
GR試用その8 色味補正
RICOH GR デフォルト
空の青の色味を求めて、付属ソフトでいろいろいじってみました。
上がデフォルトの色。
ちょっと冴えないんですよねえ。
RICOH GR 彩度プラス
こちらは付属ソフトで彩度を上げてみたもの。
かなり華やかになります。
が、ここまでやってしまうと、ちょっと不自然な感じも。
RICOH GR 色温度マイナス
こちらは色温度を下げてみたもの。
カメラでも、ホワイトバランスのところで調節できます。
デフォルトよりは空が青く澄んだ感じ。
でも全体に青みがかかって、うすら寒い印象も。
RICOH GR 色偏差プラス
色偏差をいじってみました。
これでも色は変わります。
RICOH GR 彩度・色温度・色偏差補正
全部いじってみたもの。
かなり派手になりました。
RICOH GR 彩度・色温度・・色偏差補正
こちらも、いろいろいじってみたもの。
とりあえず、こちらのパラメーターを保存して、青空の色が気に入らないときには使ってみることにしました。
やってみて思ったのですが、付属ソフト、意外と使えますね。
前に「使えない」と書きましたが、謹んで訂正したいと思います。
良いのは、JPEG画像も補正できて、劣化がほとんどわからないこと。
もともとのGRの画像が低ノイズで、ダイナミックレンジが広いためもあるのでしょうね。
GR試用その7 マクロ
RICOH GR
GRのマクロは、使い方がなかなか難しいです。
まず、もともと撮像素子が大きいこともあって、あまり被写体に近寄れません。
マクロオンで10cm。オフだと30cmまで。
被写界深度も浅く、ちょっと焦点から外れるとボケてしまいます。
できるだけ大きく撮影しようとしても、トリミングしないと上の写真ぐらいが限界になります。
このときISO800、f2.8、シャッター速度1/30秒です。
RICOH GR
こちらはマクロ撮影の際、フラッシュを使ったもの。
絞り優先、ISO100、f2.8です。
マニュアル調光で「フル発光」にしたら、真っ白に飛んでしまいました(その写真は省略します。真っ白ですから(笑)。
マニュアルで最小の発行は1/64なので、次はそれでやってみました。
それが上の写真です。
でも、まだ光が強すぎます。
シャッター速度は1/40秒。
取説には何も書いてないし、なぜこのシャッター速度なのか、どうもよくわかりませんが、
「シャッター速度優先モード以外でフラッシュを使うときは、シャッター速度は1/40秒に固定する」
という方針のようです。
RICOH GR
同じ条件でマニュアル発光をやめ、オート発光にしてみました。
今度は適正露出になりました。
シャッター速度は上と同じ1/40秒。
オート発光の場合、適正露出になるよう、フラッシュがシャッター速度(1/40秒固定)に連動し、マニュアルでは最小だった1/64以下にも発光量を調節しているようです。
RICOH GR
こちらは花のマクロ写真。
さすがに一般のコンパクトデジカメとは一味ちがう、きれいな写りです。
こういう写真を撮るときは、マニュアルフォーカス(MF)をよく使います。
ところがこれがまた、使いにくいのです。
そもそも説明書には、
「フォーカスがMFのときは、マクロボタンは無効になり、マクロ撮影はできません」
と書いてあります。
って、おいっ!
MFって、マクロ撮影で一番使うもんでしょう?
いったい何考えてるんでしょうか。
RICOH GR
ところが実は、MFでもマクロ撮影はできるのです。
AFで「マクロオン」にしておいて、マクロ領域に焦点を合わせてから、「AF/MF切り替え」でMFに切り替えると、焦点距離の調節範囲が10~30cmに変わり、ちゃんと10cmまで寄れます。
なんだ、できるんじゃん。
なぜ、こういう大事なことをちゃんと書かないかなあ。
RICOH GR
MFモードの次の問題は、焦点距離を変えるのが面倒なことです。
MFモードにした状態そのままでは、距離を変えられません。
普段は絞り用のダイヤルになっている、カメラ前面のダイヤルが、マクロボタンを押すことで、距離変更用ダイヤルに変わるのです。
でもカメラ前面のダイヤルというのが、これまた動かしにくく、細かな調整が難しいです。
どうもメーカー側が想定しているMFモードの使い方としては、
「まずはAFでおおまかに合焦させてから、MFに切り替えて距離を固定し、後は自分で動いて、細かなポイントに焦点を合わせなさい」
ということのようです。
RICOH GR
MF合焦のアシスト用に、「FAターゲット移動」という機能があります。
合焦ポイントを拡大する、MFマクロ撮影では重要な機能。
でもこれ、割り付けられるボタンがFn1、2、エフェクトしかないんですよね。
それらのボタンは既にISO、タイマー、AF/MF切り替えに割り付けているので、使いたいときは、その都度、「メニュー」から、各ボタンの機能割付を変更してやるしかなさそう。
うーん…
DISPボタンで呼び出せるようにするか、せめてADJボタンのメニューに入れられるようにしてくれれば…
「あんまりマクロは使いなさんな。向いてないんだから」
ってことなんでしょうかねえ。